絶景のブルーシティ!アラバスタの街ジョードプル【インド旅行記⑥】

インド
みこまる
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皆さまこんにちは!みこまるです♪
今回は漫画「ONEPIECE」のアラバスタ編でモデルになった街と噂されているブルーシティ、ジョードプル。

ジョードプルにあるおすすめの観光地、素敵な旅での出会い、泊まった宿についてお伝えします!
漫画をお持ちの方は是非手に取りながらお読みください♪♪

なぜブルーシティなのか?

僧侶の家を青く塗っていたため

現地で聞いた話では、昔、僧侶の家とそうでない家を区別するために、僧侶の家を青く塗った、と言っていました。

そうか、僧侶がこんなに多かったんだな。
インドも歴史あるもんな。

と納得していたのですが、この記事を書くために改めてウィキペディアで調べたら

害虫駆除のために壁に化学塗料を塗ったら青色に変色してしまった。元はライム色の壁である。(参考資料:Wikipedia

って…ショック!笑
皆さん、私は現地でインド人が言っていたことを信じることにします…

ONEPIECEのモデルとなった街

噂だけど、多分本当の話

漫画「ワンピース」作者の尾田栄一郎さんは、どこをモデルにしたなどは一切語っておりません。
しかしこの町が舞台となったのではないか、と思わせる風景や物に度々遭遇するんですね。

ですので旅人の間では実しやかに囁かれている話なのです。
ちょいちょい出てくるワンピース要素と絡めて、ブルーシティ「ジョードプル」の魅力をお伝えしたいと思います!

サダルバザールの時計塔

街の市場の目印

ジョードプルに着いて、初めに目に入るのがこの巨大な時計塔!
ワンピースのアラバスタ編に出てくる時計塔に似ています。好きな方ならそういえば…!となることでしょう。

この時計塔周辺は市場になっており、スパイスや紅茶がとーっても安く手に入ります。
クオリティも高く、個包装されてるものもたくさんあったので、私はこの市場でスパイスと紅茶をお土産として大量に購入しました。

メヘラーンガル城砦

マールワール王国のお城

メンヘラガールではありません、メヘラーンガル城です。笑

この感じ、アラバスタ王国の全景に似ていませんか?
私はめっちゃ似てると思っています!ふふ…

ジョードプル市街地を見下ろすように建っているメヘラーンガル城。
いつの時代もどこの世も、偉い人や神様は地上から高いところにいる不思議。

カンカン照りの暑い日でしたが、さっそく歩いて登ってみることにしました!

近年まで実際にマハラジャが住んでいたお城です。
壁には先代のマハラジャが亡くなった時に共に死んでいった妻たちの手形が残されていました。当時はサティと呼ばれ、王が亡くなれば妻たちは火葬の時に共に火に入らなければいけなかったそうです。恐ろしや。

おばさまとの出会い

メヘラーンガル城はとんでもなく広い、しかも炎天下。食中毒を繰り返していた私にはもう歩くのもやっとな感じ。
休み休み歩いてたら「大丈夫なの?若いのに体力無いわね。」と声をかけてきたおばさまがいました。

ずっとお腹壊してて歩くのがしんどいことを伝えると、さあ、私の肩を使って!と半分担いでくれました。笑
私より小さいのに…!なんて優しい方なんだ!

日本のどこなの?と聞かれたので福島県から来たことを伝えると、表情がサッと曇り、ハンカチで涙を拭うおばさま。

それは東日本大震災での津波、原発事故を知っていての事でした。
私のつたない英語で、今はもうだいぶ復興していて普通の生活が送れていることを伝えたら、安心してもらえたようでした。
震災直後、トルコに疎開した時もそうだったけど。世の中には他人の事でも自分の事のように悲しんでくれる人たちがいるんだなぁ。

と話は逸れましたが…

一人旅の醍醐味って、現地の人との出会いだと思います。
私は運よく素晴らしい方との出会いに恵まれながら旅をしてきました。
ここジョードプルも例外ではなく、おばさまとの素敵な出会いに恵まれたことに心から感謝を捧げたい。

犬銃ラッシーもいたよ!

メヘラーンガル城には博物館もあり、中には様々な展示品があります。
その中に異様に存在感のあるやつが…

これはもう、ねぇ?犬銃ラッシーにしか見えません。
ワンピース片手に持ってる方、是非見比べてください。笑
現地の方も不思議に思うでしょうね。日本人はこれを見ると写真を撮りたがるから。

入場料金

・600ルピー(オーディオガイド込)

日本語のオーディオガイドもあります。入場してすぐ有料エレベーターがありますが、乗る前にオーディオガイドを受け取ってください。
エレベーターで上に登ってしまうと受け取れません。

ジャスワント タダ

マハラジャを偲んだ霊廟

このジャスワントタダは、マハラジャ・ジャスワント・スィン2世を偲んだ霊廟で、1899年に建てられました。

白亜の大理石で作られていますが、イスラムの建造物感が強かったタージマハルと違い、柱が細く屋根も尖っててちょっとヒンドゥー感が強い。

立派な作りです!マハラジャって本当にお金持ち。
インドの大きな建造物はほとんどマハラジャの持ち物な気がします。
日本の立派なお城を築いたお殿様みたいなものですね。

入場料金

・50ルピー
カメラ持ち込み料は20ルピーと書いてありましたが特に請求されませんでした。

マンドール庭園

昔はマールワール王国の首都だった

この彫刻いっぱいの三角屋根がザ・ヒンドゥー教の建物という感じがします!
簡単に例えるとアンコールワットみたいな形。(アンコールワットは途中で仏教寺院になりましたが)

今はジョードプルにある都ですが、昔はここがマールワール王国の首都でした。
遷都前はたくさんの人が暮らしていたのかぁ。不思議な感じ。

お猿さんがたくさん。

現地の子供たちが寄ってくる。小学生くらい。
何かをねだられるとかは無く、平和に写真を撮ったのみ。

入場料は無料なのでジョードプルに3泊以上するなら是非行っていただきたい穴場と思います。市街地からは市バスで8ルピーで行けます。

とっても見ごたえがあり、無料で見れるなんて嘘みたいなレベルです。
ただ、めちゃくちゃ広くて人っ気が無いので、女性ひとりで行くのはあまりオススメしません。私は同じ宿に泊まっていた日本人ふたりと複数で行きました。

泊まったゲストハウス

NEW BABA HAVELI GUEST HOUSE

お腹を下したまま旅をしていた私は、ここジョードプルで限界を迎えてしまい、このゲストハウスで1週間療養させてもらいました。

結果的にこの宿に勤めていたネパール人の作る塩レモン水で回復。
あとは現地で買った毒々しい蛍光オレンジの薬も飲みました。
コレです↓笑

アジア最大のカオス、首都ニューデリーに行く体力はもはや残っていないと判断。
デリー分の旅程を全てここジョードプルで使い果たすことにしました。
これまでのコルカタ、バラナシ、アーグラ、ジャイプルをわずか1週間で旅してきた私としてはかなりのロングステイ。

その結果。身体の調子が良くなり、宿の経営者ファミリーと仲良くなりました(笑)。

屋上にレストランもついており、夕焼けに染まったり夜にライトアップされたメヘラーンガル城を見ながら食事やドリンクを飲むことができます♪

屋上レストランからの眺め↓

宿の方は全員親切だし、超オススメです。
ヘナタトゥーも100ルピーだったのでお願いしてみました♪

アットホームで居心地がよく、ダブルルームをひとりで使って300ルピーでした。
当時は直接値段交渉して泊まったのと、ダブルしか空いてなかったのでシングル料金におまけしてくれたのかもしれません。

清潔で雰囲気も良く、従業員も親身に看病してくれたし、もうほんとに良い思い出しかないです。
インドで一番好きなゲストハウスでした。
メヘラーンガル城からも直線距離500メートルくらいなので立地抜群です。
是非利用してみてください。

ご予約はコチラ♪

おわりに

インド旅行記はこれで終わりになります。
全部お読みいただいた方、ありがとうございました!!

バックパッカー旅の中では一番強烈で鮮明に記憶が残っているインド。
もう一度行きたいか?と聞かれたら答えはNO!笑

でも、インド旅ができれば世界中どこだってひとり旅できます。
世界観は確実に変わります。
どことも似ていない、独特な文化の国インド。
是非ツアーではない旅の楽しみ方を見つけてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

みこまるのインド旅を最初から読む↓
女一人でインド横断!どこの国とも似ていない独特な国【序章】

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