
こんにちは、みこまるです。
子供が産まれると今までのようには気軽に旅行できなくなります。
賛否両論ありますが、妊娠中に海外旅行へ行きたいという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
筆者は妊娠22週の時に主人と1週間バリ島へ旅行しました。
実体験を元に、妊婦の海外旅行で気を付けるべきことをまとめました。
私は妊娠22週でバリ島へ行った
全ての便で妊婦であることを申告する用紙を提出
エアアジアのエコノミー利用
私はエアアジアの乗り継ぎ便を利用し、妊娠22週(7か月)でバリ島に1週間ほど行きました。
エアアジアでは妊婦であることを申告する用紙をすべての便搭乗時に見せる必要があり、行きも帰りもカウンターチェックインの際に用紙を渡されました。
航空会社の免責事項にサイン
用紙の内容は、飛行機に搭乗することでもしものことがあった場合、エアアジア側では何の保証もできませんよ、というものです。それに同意したサインがないと飛行機に乗せてもらえません。
妊娠週数や免責事項の確認後サインを記入し、搭乗口でCAの方に渡します。複写になっていたので1枚を提出、1枚は手元に持っているといった形です。乗り継ぎの時は手元にあるものを見せていました。
搭乗可能な期間は各航空会社で違う
エアアジアは28週以降で要診断書
ANAやJALですと出産予定日の28日前以降(妊娠36週~)は医師の診断書が必要、となっていますがエアアジアの場合は妊娠28週以降で医師の診断書を提出、35週以降は搭乗できません。
国際結婚などしている方は要チェックポイントとなりそうです。
私のような通常の観光ですと一般に言われている安定期を過ぎてから海外に行く方は滅多にいらっしゃらないと思うので、搭乗の際に診断書が必要な週数を把握していれば大丈夫と思います。
多くの海外旅行保険は21週まで加入可能
出発日に妊娠21週以内が条件
私は過ぎていて入れなかった
最近は妊娠に関する病気で治療が必要になった場合でも、通常の疾病治療と同じ扱いで保険金が支払われる保険があります。
私はさらっと調べて妊婦でも入れるんだな、と余裕でおりました。
見逃していたのです…
出発日に妊娠21週以内でなければならないという項目を。
出発日には22週になっていて、私は海外旅行保険に入ることができませんでした。
下記で詳しく書きますが、日本の国民健康保険を海外で適用させるというという方法で安心材料を持っていきましたが、正直、海外旅行保険に入れない(入れるけど妊娠に関する病気は全て補償の対象外になる)のはめっちゃ不安でした。
これから妊婦で海外旅行を検討している方は、出発日は21週以内になるように旅程を組み、海外旅行保険は「妊娠にまつわる病気も補償の対象となるもの」に入っていくことを強くお勧めします。
AIG損保やたびほで妊婦さんでも入れ、妊娠にまつわる疾病も使える海外旅行保険があります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険
妊娠関係の病気には適用されないけど
クレジットカードに付帯している海外旅行保険では、妊娠にまつわる病気はカバーされないことがほとんどです。
それでも例えば妊婦の状態で転んでケガをし、破水してしまったとして(想像したくないですが)、破水などの処置はクレジットカードの保険金給付対象になりませんが、ケガの部分には適用されます。
海外旅行保険とクレカ付帯両方持つと安心
持ち歩く保険は多いほうが絶対に良いです。
貰える金額が合算されるので、例えば1枚のクレジットカードで治療費200万円までの保険金がおりるとして、同じスペックのカードを2枚持てば400万円まで補償されます。
妊婦対応の海外旅行保険加入と海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っていけば最強。
私はSPGアメックスと楽天カードのダブル使いをしています。
SPGアメックスの記事はこちら
海外の治療も国民健康保険が使える
海外療養費制度で3割負担
妊娠にまつわる病気も対象
平成13年1月より、海外での治療も国民健康保険の対象となり、3割負担で受けられるようになりました。
そして一定金額を超えた場合、収入に応じて決まる高額療養費の対象となり、一定額以上は支払わなくても大丈夫な仕組みになっています。
ただし、これには落とし穴があります。
日本でかかる医療費を基準にする
日本で受けた場合の金額から3割
例えばアメリカに行っている時に盲腸で入院し、治療を受けて200万円かかったとします。
日本では盲腸の治療は40万円くらいが通常だとすると、国民健康保険適用で40万円分が3割負担になり、海外療養費制度で28万が手元に戻ってくる事になります。
しかし差額の160万円は完全に自費で支払うことになります。
あくまで日本での医療費相場で計算されるので、海外で実際にかかった医療費合計額の3割負担になるわけではありません!!
いかに海外旅行保険に入ることが重要かお伝えできたと思います。(週数オーバーで入れなかった私がいうのもあれですが…)
クレジットカードなら無料で海外旅行保険を持ち歩くことができます。
妊婦さんはたびほやAIG損保+クレジットカードが安心です。
妊婦の長時間フライトはマジでキツイ
むくみが尋常じゃない
対策グッズを持って行こう
私はこの旅行に行くまで、いや行きの飛行機に乗るまで、全くむくみが出ない体質でした。
妊娠経過も良かったので悪いことは何も考えず、バックパッカー時代のノリで乗り継ぎ便にしてしまったのです。
羽田~クアラルンプール(マレーシア)~バリ島で、クアラルンプールで乗り継ぎだったのですがクアラルンプールの地点で…
もう、
もう、、
それはもう。。
象のような足に!
足首のくびれが消え、びっくりするくらいのむくみっぷりでした。
現地で探してもむくみ防止のメディキュット的なものは売ってなくて、飛行機では歩くのも辛いくらい痛かったです。妊婦の海外旅行に着圧ソックスはマストアイテム。
もう一度言います。
マストアイテムです!
必ず持っていったほうが良いです!(笑)
寝ながらメディキュット 着圧 ソックス ショート Lサイズ(1足)【2qj】【mq08】【メディキュット(QttO)】[寝ながらメディキュット ショート 着圧] | ||||
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私の失敗から言えること
妊婦は直行便じゃないと辛い
乗り継ぎ便はこの旅行最大の失敗でした。バリ島に着いてしまえば妊婦でも楽しく旅行することができましたが、行き帰りとも乗り継ぎでチケットを取ってしまったので、片道10時間ほどフライトにかかりました。
妊婦での海外旅行は直行便一択です。
元バックパッカーで20時間バスに揺られて平気だった私でも妊婦での乗り継ぎフライトは相当辛かったです。
次に妊婦で海外に行くことがあれば間違いなく直行便を買います。
当時お腹にいた赤ちゃんは無事2歳になりました。
このフライトに耐えてくれて本当に良かったと思っています。
おわりに
私の場合は結果的に何も起こらず帰国できました。妊娠中の海外旅行には賛否両論あると思います。
行く前には必ずお医者様の意見を聞くようにしてくださいね。
私は経過も問題なかったので行ってきました。
今思えば夫婦ふたりで旅行できるのは最後だったので、とても良い思い出になったと思います。
妊娠中に海外旅行へ行きたい方の参考になりましたら幸いです。
妊婦で行ったバリ島の旅行記、近々アップしたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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