北インドを2週間かけて横断
私が行ったルート
コルカタ(カルカッタ)
↓
バラナシ(ワーラーナシー)
↓
アグラ(アーグラー)
↓
ジャイプル
↓
ジョードプル
コルカタから入国
タイから空路でインド入り
怖さと緊張で眠れなかった前夜
とことんハマる人ととことん嫌いになる人で分かれるという特殊な国インド。
食中毒はほとんどの人がなるっていうし、3大ウザイ国の一つでバックパッカーの間ではインドに行った人での話が一番盛り上がる。
インドに行ったことのなかった私は当然話に混ざれないわけで、いつかは行ってみたいと強く願っていました。
遂にアジア8カ国を旅する機会に恵まれ、インドは絶対に行くと決めていた私。
悪い噂はこれでもかと言うほど聞いていたので、インドに出発する前夜は怖さと緊張で眠れませんでした。
翌日、タイのドンムアン空港からインドのコルカタ(カルカッタ)に入国。
コルカタ行きの飛行機が既にカレーの匂いだった!の記事はコチラ
尋問室のような狭い部屋に入れられる
多くの旅行客は首都であるデリーから入国するのがメジャーなため、コルカタでの入国審査は人が少なくスムーズでした。
入国用のカードはA4くらいの大きな紙で、空欄があると入国出来ないとの噂があったので無理やり全部埋めた私。
具体的には両親の名前を記載する部分があったのですが、幼き日に死別した父の名前も書きました。面倒な問答は全て避けたかったからです。
入国ゲートを他の国同様に通れるものと思いきや、職員数名に別場所へ連行されるという事態に。
アライバルビザ発行のためのようでした(ほっ)。でもそんな対応されたら怖いよ!
晴れて入国
いくつかお決まりの質問をこなし、(どこに泊まるのか、旅の目的、どれくらい滞在するかなど)晴れて入国できてほっとしました。
後から調べたらアライバルビザは日本人にしか発行していないらしいです。
日本のパスポート最強説。
通されたた部屋は薄暗くて狭いまるで尋問を受ける部屋のようでしたが、アライバルビザの取得は思ったよりも簡単でした。
インド人が寄ってくる

エアポートバスで空港から市内のサダルストリートまで行き、その後は宿までたどり着かないといけません。
歩いて向かうのですが、商売っ気強めのインド人が寄ってきます。
特に子供はやばいです、ずっと喋りながら一緒に歩いてきます。
無視を決め込んでも意味が無いので、後で行くよ!とテキトーに流しましたが、宿に着くまで7~8人くらいのインド人が後ろと横にぴったりくっついてきてました(笑)。
コルカタでの宿探し
私には泊まれないレベルの汚さ
コルカタの宿はやばかったです(笑)
インド全域に言えることですが、最低ラインが底なしで、安さを追求することはオススメできない国。
安いところは汚さが半端ないです!
日本の公衆トイレより汚いかもしれません。ベッドは湿ってるし虫がたくさんいるし…
バックパッカーと言うとそういう旅を連想する方も一定数いますが、私には無理でした。
そんな私はお金で解決!
1泊100円くらいのドミトリーもたくさんあるので、汚くてもそれこそが真のバックパッカーだ!って方は安く旅行できます。
私は2000円程出してエアコンとテレビ付きの個室に泊まりました。
それでも2000円なので今考えると安いですね!
インドのカレーは辛くない
右見ても左見てもカレー屋さん
カレーを食べるなら場所には困りません。カレー屋さんはたくさんあります。
レストラン=カレー屋さんと言っても過言じゃないくらい。
そして辛くないカレーが多いことにびっくりしました。
私は辛いものが苦手なので覚悟していたのですが、美味しく食べれるレベルの辛さを選ぶことができ、全く問題なかったです。そしてめっちゃ美味しい!
この後食傷気味になるとはつゆ知らず、毎食本場のインドカレーを食べていました。
物価の安さに感動

写真はエビカレーなのですが、エビがゴロゴロ入っているのにナンと合わせて300円くらいです。インドの素敵なところは物価がものすごく安いところです。
タイから入国した私はインドの物価に感動しました。
マザーテレサハウス
旅行者でも参加可能なボランティア
観光気分での参加はオススメしない

月、水、金曜に行けば旅行客でもボランティアに参加することができます。(2013年地点の情報です。変わっているかもしれないので調べてからの参加をオススメします。)
「死を待つ人の家」「ハンディキャップのある子どもの家」などの家にランダムに派遣され、洗濯や食事の配膳、洗い物、排泄のお世話などをすることが多いようです。
ボランティアは良いことだし、旅行者でも参加できる気軽さがあります。
ですがマザーテレサの遺志を継いだこの施設で生半可な気持ちで参加するのは失礼に当たるのではないか、観光気分で参加するのはそこにいる人が見世物になってしまうのではないか。
そう考えた私は参加しませんでした。ボランティアをするためにマザーハウスに来た、それくらいの覚悟があって初めて徳を積むことができる気がしたのです。
ちなみに、マザーテレサの家(マザーハウス)にはボランティア希望じゃなくても行くことができます。写真は私が行った時のマザーハウスです。

参加した人に話を聞くと
世間一般の見た感じからすると、「かわいそうな人たち」というレッテルが貼られがちですが、全くそんなことはなく、明るい雰囲気だったといいます。
この環境を作り上げたマザーテレサは、恵まれない境遇の人の気持ちを本当の心の底から考えていたのでしょう。
困っている人の本当に欲しい気持ちや言葉をわかっているからこそ、あんなに偉大な方になったのだと考えさせられました。
「死を待つ人」の家に行った人は、その明るい雰囲気にびっくりしたと言っていました。
ごはんは朝昼晩カレーだったといいます。
あと数日で亡くなる方もカレーを美味しそうに食べるのだそうです。
衝撃です。
ちゃんと消化できるのかは別として、普通の家庭で家族から見送られるのに近い環境を作り出しているのもマザーテレサの愛なのだと感じました。
パレシュナート寺院
ジャイナ教のお寺


色がすーんごい可愛いですよね!同じ敷地内のお向かいには西洋風の屋根のとがった寺院もあるのですが写真を撮り忘れました。そちらは中に入れます。(脚を出してはいけないので長ズボン必須です)
こちらのカラフルな寺院は中には入れません。色遣いがファンシーで、今でいう「ゆめかわ」ですね(笑)。
私は建物フェチなのですが、インドは建物の装飾がどこも凝っていることが多く、見ていて楽しいです。
帰国してから口コミを見ると、パレシュナート寺院はコルカタ内にいくつかありココじゃないほうに着いてしまった、という口コミを見かけたので、人に聞く用の写真携帯は必須だと思います。
また、このパレシュナート寺院は「ムナクタル」という場所にあるので、行き先を人に聞くときは「ムナクタルのパレシュナート寺院」と言いましょう。
インドの長距離電車
インドは列車大国
所要時間が会社によってまちまち
私は駅で直接ではなく、コルカタにある旅行会社から電車のチケットを買いました。
多少のマージンは取られているでしょうが、数件回って全部同じ値段だったのでぼったくってはいないはずです。
所要時間も電車の運行会社によってまちまちなので、入念に調べる手間を考えたら現地の旅行会社で買ってよかったと思っています。
座席が7階級もある
日本の新幹線だとグランクラス、グリーン車、普通車指定席、普通車自由席くらいですが、
インドの電車は座席が7階級あります。現地の人はカーストで乗っていい座席クラスが分かれているようです。
私は旅行会社の人にレディーなら3等級より下のクラスはオススメしない、との助言をもらったので3等級エアコン付のクラスを選び、次の場所バラナシまでのチケットを購入しました。
その後もずっとエアコンなしスリーパークラスや4等級以下の座席は買っていません。
さようならコルカタ
コルカタは短い滞在になりましたがインドのリアルな雰囲気や喧騒感はばっちり味わうことができました。
人が寄ってくるウザったさは多少ありますが、列車のチケットを買う時も親切で、正直な人が多い(デリーやジャイプルに比べたら)印象だったのが驚き。
特にコルカタに来たらマザーハウスは行くべきだと思います。
次はバラナシ前編をお届けしたいと思います♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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