女一人でインド横断!どこの国とも似ていない独特な国【序章】

インド

私が行ったルート

北インドをバックパック旅で横断

コルカタ(カルカッタ)

バラナシ(ワーラーナシー)

アグラ(アーグラー)

ジャイプル

ジョードプル

全て列車で移動しています。女一人旅ということもあり、物価の超安いインドですが、宿は安い中でもある程度は綺麗なところ、列車の席も中級以上を目安に購入しています。

インドに行ったら常識が変わる

法律よりもカーストが強い

物乞いは一生物乞いしかできない

カーストで職業が決められているインド。
日本のホームレスとは違い、物乞いとして生を受けたら一生物乞いとして生きなければならないと決められています。
街中に物乞いはたくさんいます。お金を恵む人もそれなりにいます。
何百年も昔からこうやってインドという国が成り立っているのだと思うと、とても考えさせられました。

よりよい来世を願う民

いきなり暗い話題になってしまいましたが、カーストで決められた職業を悲観している人に会ったことはありません。

ヒンドゥー教では、現世で良い行いをすれば来世はよりよいカーストに生まれ変わることができる、という教えがあり、現地の人たちは本当にそれを信じています。

悲観せず前向き。それがあんなにパワフルな国を作り出しているのだと思います。

スパイスのせい?気性の激しいインド人

インドは3大ウザイ国のひとつ

バックパッカーの間でよく話題になるのが、3大ウザイ国のことです。
エジプト、モロッコ、インドが当時は3大ウザイ国だと言われていました。(エチオピアと言う人もいる)

インドで道を歩いていると声をかけられます。そこまで暇じゃないのと何か売りつけられたら困るので無視をして歩きます。するとどうでしょう。
「なんで?何で聞いてくれないの?何で振り向かないの?」と質問を繰り返します。
困った私は「一人が好きなの。」と答えると、今度は「なんでなんで?なんで一人が好きなの?」と聞いてきます。
噂には聞いていたので、これがウザイっていうことか!と妙に納得したものです。

実は素直で純粋

ある時10歳くらいの少年がが自分の家で売っている物を勧めてきました。
「見てってよ!」と譲らないので、「今度行くからね」と言って立ち去ろうとしたのですが、少年はそこで叫んだのです。
「そうやって日本人はいつも来ないんだ!」って。

ウザイと言うよりは純粋なんですね。今度行く、を信じて待ってるのにいつも来ない。
そしてあまり見ない東アジア人だから構ってほしい、なのに構ってくれない。
気性が激しいと言われるインド人ですが、ここまで知ると、ちょっと可愛く感じませんか?

インドは犯罪大国なんかじゃない

上級カーストは何をしてもいい?

バスで女性がレイプされる事件が日本でもニュースになっていましたが、上級カーストの人は何をしても捕まらない、というのは割とありえると思います。
何故なら法律よりもカーストが強いからです。
また女性の身分がとても低い国なので、カーストを持たない=カースト最下層である外国人の女性は狙われやすい格好の餌食になるでしょう。

平和主義な人が多いインド人

狙われやすい理由は上記の通りですが、俺上級カーストだし外国人を犯してしまおうなんて頭のおかしい人は通常はいません。

気性が激しい国民性なのは確かだと思います。しかし口喧嘩はよく見かけますが殴り合いは見たことがありません。宿の人に聞いた話だと、手が出ると死人がでる可能性があるから口喧嘩で折り合いをつけるのが暗黙のルールになっている、といいます。

私が出会ったインド人たちは一部激しい人もいましたが(笑)田舎に行けば行くほど穏やかで、カーストの低い人ほど仲良く思いやりある接し方をしてくれました。

インド到着前にカレーのにおい

インドは入国した瞬間にカレーの匂いがする!と聞いていましたが、コルカタ行きの飛行機の中が既にカレーの匂いで満たされていました(笑)

タイのドンムアン空港から乗ったので、国をまたいでカレーの匂いがしていたことになります。
驚きです。

首都デリーは行かずに出国

食中毒で苦しみ、首都のデリーは最後に行く予定だったのですが、削られた体力はもうデリーの喧騒と人口密度には耐えられないだろう、との自己判断からデリーは行かずにジョードプルから空路でネパールへ抜けました。

どこに行ってもカレー説は本当か

カレー味から逃れることは不可能

1歳頃からカレーを食べている

何歳から食べているのかふと気になったので聞いてみると、どこの家庭でもだいたい1歳ころからカレーを食べているようです。

小さい頃から慣れ親しんでいるので、もはや日本でいうおダシと同じレベルです。
料理に入っていないと味が完成しない、それくらい味覚の形成を担っている物がカレー。

インドの親子丼はカレー味

インドの日本料理店で食べた親子丼。何故か鶏肉は入っていなくて玉子丼でした。
そしてもれなくカレー味。

インド料理に飽きたから日本食にしたのに。
カレー味にするとうまい!=ほんだしを入れればうまい!と同じ感覚でしょうか。

マクドナルドに避難したけど

もうカレーなんか一生食べたくない、それくらい食傷気味になっていたある日。
私はマクドナルドに逃げ込みました。ここならきっと大丈夫。
注文したのは「ベジタブルバーガー」でした。やっとカレーから逃れられる!

そう思い口に頬張ると、口に広がるのは…
そう、カレー味!!!

結論、逃れられない

どこへ行ってもカレー説は本当です。もっと高くてラグジュアリーなお店だと違うのかもしれません。しかし私の行ったところは全てカレー味でした。
カレー好きなあなた、是非インドがあなたを呼んでいます。

まとめ

どこの国とも違う、独特な雰囲気を持った国インド。
アジアバックパッカーの中では一番難易度の高い国と噂されており、私は滞在した2週間ずっとお腹を下していました。

人生観が変わる国と言ったら間違いなくインドがナンバーワンです。
自分を変えたかったり、人生に悩んでいたりする人はインドに行ってみるのがいいかもしれません。

インドの記事全体はこちらから♪
みこまるのバックパッカー旅【インド編】

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